人生観

新卒で入社した大手企業を辞めて、海外転職できた理由

こんばんは。本日は2つ目の投稿です。ブログはある程度継続的に書かないと、成果も出ないと教わったので、20記事目に、改めて海外就職した経緯や、その間に巡った想いについて、書きたいと思います。

※記事の内容は全て、個人の見解です。

海外就職は、入社前からの希望

周りの大学生と同じように、僕は大学3年生のとき、就職活動をしました。大学1年〜2年まではテニスの大会に出るために練習に打ち込み、大学3年時からはゼミ活動に専念、その後、就職活動では、企業説明会に行ったり、短期のインターンシップに参加するといった形で、大学卒業後に働く場所を探していました。

「楽天」という会社に出会った場所は、大学3年生の秋に開かれた企業説明会でした。僕の就職活動時の企業選びの軸としては当時、①人(一緒に働く人が自己成長に意欲的)、②環境(20代での成長環境・機会がある)、③事業(Webマーケティングに携わる仕事)の3つの観点があったのですが、数ある企業の説明を受けた中でも、「楽天」という会社が、上記の条件に大筋合致したため、第一志望としてエントリーをしました。

また、幼少期の頃、米国で数年間暮らしていたこともあり、将来は日本国内に止まらず、海外のフィールドでも活躍できる人になりたいという想いも漠然とあり、社内公用語が英語で、海外事業にも目を向けている楽天は、この上なく魅力的な会社でした。就職活動時は、その他ベンチャー企業を含め、条件に合致した数社ほどしかエントリーはしませんでしたが、第一志望の楽天から内定をいただけた時点で、僕の就職活動を終えました。

仕事に没頭した2年間

楽天市場のECコンサルタントという仕事では、「企業や社会をインターネットの力でエンパワメントする」というミッションがありますが、特に田舎や地方にいくほど、街の人口減少が激しいため、その分インターネットのかける想いややる気が人一倍高い店舗様が多かった気がします。僕自身、もともと田舎で生まれて育った人間だったので、そうした店舗様の夢やビジョンに共感できるところが多く、そうした店舗様に寄り添い、二人三脚で共通のゴールを目指して売上を一緒に作っていくECコンサルタントの仕事は、とてもやりがいがありました。

社内の指標としては、当時、広告での営業数字の目標と、店舗様の売上目標の2種類がありました。どちらも高い目標ではありましたが、数多くの企業様に提案をしていくなかで、自然とSEOやマーケティングの知識、EXCELやPPTなどの基本的な操作方法など、幅広いテーマの内容とスキルの基礎を身につけることもできました。しかし、Webマーケティングや物を売る基本など、ECや店舗運営に関して、広く浅く学ぶことはできる一方、仕事の幅が広いため、一つのスキルや知識に特化して、オリジナリティのある専門性を磨いていくことに難しさも感じていました。

キャリアシフトとの出会い

新卒1年目のときは、とにかく成果を出して、1番に昇進することが正義だと考えていました。しかし、自分が先輩になるにつれて、お客さんとのコミュニケーション量は少しずつ少なくなり、社内の数字を管理する仕事が次第に増えていきました。周りの先輩方も、当然のように、できる人から、リーダー、マネージャーに昇進していく姿を見ていたので、もちろん憧れはあったのですが、今後の自分のキャリアを考えたときに、「自分は果たして営業職のマネージャーとしてのキャリアを歩みたくてこの会社に入ったのか、マネジメントスキルは将来必要かもしれないが、今それがやりたいことなのか」という疑問を抱くようになりました。

そうしたモヤモヤを抱えていた、ちょうど2年目が終わる頃、たまたまネット上で、「キャリアシフト(人生戦略としてのアジア就職)」という本に出会いました。この本は簡単にいうと、「将来の市場価値を上げる目的で、東南アジアで就職することがオススメだよ」ということが書かれているのですが、東南アジアで就職するメリットや各国の経済状況などが、わかりやすく説明されています。

もともと、楽天のECコンサルタントは、ファーストキャリアの職種として選んでいたので、2・3年経ったら、社内の海外事業などの別事業部、もしくは、別の会社でセカンドキャリアを歩みたいという考えは入社当時は抱いていました。

しかし、普段の仕事に忙殺されていた毎日だったので、そうした記憶はどこかに飛んでいましたし、ゆっくりと将来のキャリアについて考える時間もつくれていなかったのですが、この本との出会いをきっかけに、自分がもともと、海外のフィールドで挑戦をしたいという想いがあったことを思い出させてくれました。

これまでは漠然と「いつかは海外」「将来は海外」なんて思っていましたが、この本をきっかけに、一気に距離が縮まったのを感じました。その後、著者の方のキャリアコンサルティングを受講し、海外での就職先が決まるまでは、本当あっという間の出来事となりました。

リーマントラベラーとの出会い

当時今年の6月頃、さらにもう1冊の本に出会い、海外就職に至るきっかけとなりました。「サラリーマン2.0 週末だけで世界一周」という本です。この筆者の方は、誰もが知る有名な広告代理店で働きながらも、週末の海外旅を初めてから、人生が好転した方です。昨今では、メディアや講演会にも多く出演されていて、どんどん有名になっています。

もともと学生時代に旅が好きだった僕でしたが、この本をきっかけに「久しぶりに海外に行ってみたい」という想いを抱くようになりました。そして6月以降、更新がすでに切れていたパスポートを取得しなおし、大学の卒業旅行ぶりに、韓国(ソウル)、フィリピン(マニラ)、ベトナム(ホーチミン)、シンガポール、タイ(バンコク)の5カ国の週末旅を始めました。ゴルフにはまっていた自分は、当時自家用車を買おうか迷っていましたが、僕はその分のお金を全て、週末旅行の航空券にあてました。

週末の海外一人旅をする目的として、海外での就職先(移住先)を本気で探す、という目的もあったのですが、大学時代に一人旅をしていたときのワクワク感を思い出す目的もありました。

金曜日の夜に、一人でバックパックを抱えて空港にいくときのワクワク感は、実に2年ぶりでした。走り出す前の心臓の鼓動、何か足を踏み入れてはいけない場所に一人来てしまったような、謎のドキドキ感。今まで仕事漬けになっていた自分の凝り固まった殻がどんどん剥がれ、自分の心からの本心が少しずつ現れてくるような、そんな感覚でした。

ジョーブログとの出会い

海外就職活動をするなか、自分の背中を最後に一押ししてくれたのが、有名youtuberのジョーブログでした。最初のきっかけは、twitterに流れてきた、電車の中で叫ぶ動画でした。

幼少期の頃、米国から帰国した自分は、同質的な考え方をする日本の人たちに対して、言葉にできないもやもやをずっと抱えながら生きていましたが、この動画を見たときは、なんだか心が洗われたようで、とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。

彼は、学生時代は進学校に通いながらも、みんなと同じ方向に向かって勉強をして良い大学を目指す人生に違和感を感じ、ボクシングを始めるために沖縄に行ったり、アメリカ、南米などへチャレンジングな一人旅に挑戦する、勇敢な戦士でした。その数々のチャレンジを見た人誰もが彼の行動に勇気づけられ、旅動画をきっかけに、幅広い年代層の方から支持されています。

最初は、動画の内容が幼稚で下品なものも多く、正直そこまで好きではなかったのですが、「瞬発力の高め方」という彼の本で彼の哲学や考え方を知り、自分と近い感覚を持っていることに気づきました。共感できる考え方がとても多かったのです。

彼が電車の中で叫んでいたように、「自己満足でもいいから、今にワクワクすること、本気でやりたいと思えることを、みなさんにはしてほしい」という、その言葉がダイレクトに僕の心に響きました。

前職にいたときに強く感じていたことですが、日本では特に、周りを気にしすぎてしまって、自分の本音と向き合って正直に生きることができず、自分の気持ちに嘘をついて誤魔化し続けて生きている(もしくは正当化している)人達が多いように感じています。人生は一度切りですし、周りに否定されても、今、自分のやりたいことを本気でやることが、100歳になってから死ぬ間際で、自分の人生に後悔しない秘訣だと、個人的には考えています。

自分の中にある小さな炎が消える前に

①キャリアシフト、②リーマントラベラー、③ジョーブログの3つが偶然にも重なったタイミングでしたが、僕は自分の心に従い、海外就職を果たすこととなりました。転職活動をする際に、周りや上司の人には「今、転職する理由があるのか」とか「大手を辞めるのはもったいないのではないか」とか「大きな会社から小さな会社に行くのは簡単だけど、逆は難しい」と言われたりなど、やらない理由や、やらないほうが良いという意見もたくさん聞かされました。

しかし、海外一人旅をするなかで、ふつふつを湧き上がってきた「新しい世界で働きたい、海外で自分の力を試してみたい」という想いを捨てることができませんでした。逆に、いまここで転職活動をやめて、大手に残ってしまったら、自分の中に生まれた小さな炎が消えてしまい、もっと大人になったときに、一生後悔すると思いました。

映画「タイタニック」の話のなかの、ローズが貴族を辞めて駆け落ちする葛藤と、かなり近い感覚でしたが、ジャックがローズに言う、「君の中で燃えている熱い炎は、やがて消えてしまう。」という言葉のとおり、自分の心に生まれた「やりたい」という小さな炎を大事にする生き方のほうが、人間らしくて最高な生き方だと思います。

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