人生観

ブランド人になれ 出版記念イベント@ベトナム(ホーチミン)

 2019年1月6日、本日、ホーチミン市内にて、田端信太郎さんの講演に参加させていただくことができました。

 この「ブランド人になれ」という本をきっかけに、最近ではツイッター活動に専念したり、インフルエンサーになることを目指す人たちが徐々に増えていますが(自分もそのうちのひとり)、今回の講演では、そもそも、我々はなぜブランド人になるべきか?というテーマについて、語っていただきました。

印象に残っていたのは、下記の2つのお話です。

①ブランド人の会社との付き合い方

②ブランド人とは、オープンな場で勝負をする人

①ブランド人の会社との付き合い方

 一般的に、ヒトの人生の方が、会社の寿命よりも長いため、ブランド力を高める上では、会社に依存して一生を過ごすよりも、個人ブランドを築いた方が、中長期的には圧倒的に有効であると、おっしゃってました。

 そもそも、会社(company)とは、ともに(com)パン(panis)を食べること(ion)で、「一緒にパンを食べる仲間」という意味で、それだけ強いつながりで成り立っているものですが、雇用される側からすると、会社はあくまで個人の夢や目標を実現するための箱であり、会社に忠誠を誓ったからといって、個人の一生を保証してくれるわけではありません。

 結局、サラリーマンであろうと、フリーランスであろうと、最終的に仕事とは、人と人との付き合いなので、「俺は会社のためにこんなに頑張ってきたのに・・」と、リストラされた自分を嘆くよりも、働くなかで築き上げた人と人とのつながりだったり、仁義といった部分を大事にしたほうが良い、というのがブランド人の考え方だとおっしゃっていました。

②ブランド人とは、オープンな場で勝負をする人のこと

 ブランド人とは、会社の意向や上司の顔色を伺って仕事をする人ではなく、市場を相手に仕事をする人のことだとおっしゃっていました。

 たとえば、サラリーマンの自分が企画したアイデアを世に向けてリーチする場面で、あなたに上司がいる場合は、こちらが渾身を込めて作った企画資料を、社内の役員会議でプレゼンし、彼らの承認を得る必要があります。彼らは、その企画を「ばかげた企画だ」と言って一蹴し、不本意にも、企画が市場に出るチャンスもなく終わってしまう可能性もあります。

 一方、今の時代ではSNSが発達し、個人が誰でも情報発信ができるようになりました。たとえば、Satoshi Nakamotoが書いたビットコインの論文は、インターネット上に論文をアップした結果、その内容が世界から認められ、仮想通貨の時代が一気に始まり、世の中に絶大なインパクトを与えました。彼が、いわゆる金融大手の社内で、「ビットコイン構想」をプレゼンしていただけならば、「そんなばかげたものが成り立つはずがない」と言って、おそらくこの世に仮想通貨は生まれていなかったでしょう。

 上記のように、仕事をやるなかで「NO」と言われる相手は、上司(組織の代弁者)か、顧客(市場の代弁者)の場合がありますが、自分が「NO」と言われた場合に、より納得感を覚えるのは、おそらく後者だと思います。単に上司に否定された場合は、母数が小さいので、他の上司に相談したら通る可能性もありますし、逆に大多数の意見が反映されている一般市場にさらけ出したうえで、特に大きな反応がなければ、自分のアイデア自体がしょぼいものだったとして、反省することもできます。

 これまでは、自分の企画アイデアを実現するためには、会社というフィルターを通す必要があり、そのために上司の顔色を伺いながら仕事をする必要がありましたが、昨今は、個人が直接意見やアイデアを発信できる時代になったため、直接オープンな場で、市場に目を向けて真剣勝負をすることができます。自分たちを市場にさらけ出し、マーケットから直接フィードバックを受けながら戦う人たちが、いわゆるブランド人であるとおっしゃっていました。

人の記憶に残る仕事をする

 ①も②もそうですが、今は昔と時代が変わり、個人が市場と相対して、直接戦える時代になりました。「ブランド人」という定義を引くことは難しいですが、「自分」という個人が市場と直接向き合い、結果、世の人々の記憶に残る仕事ができたのならば、それは、もう立派なブランド人なのだと思います。僕自身も、なにか、他人に対して大きな影響力を持ち、人々の人生や社会に貢献し、名を残すことができたら、そんな幸せな生き方はないと思っています。かつて楽天市場のECコンサルタントで働いていたときもそうですが、「あなたに会って、人生変わった」と言われた瞬間は、仕事にとてもやりがいを感じられたのを今でも覚えています。

 「人の記憶に残る仕事をする」「perception is everything」という田端さんの言葉を胸に、これからも人の記憶に残るブランド人として、結果を出し続けたいと、改めて実感しました。今後もより一層頑張りたいと、心奮い立たされる、素晴らしい講演でした。

関連記事

  1. 人生観

    人生を謳歌するということ

    こんにちは。愛知県在住の高林凌と申します。現在、25歳です。自らの…

  2. 人生観

    今日は平成最後の日です

    おはようございます。本日は、日本では話題が持ちきりの、平成最後の日で…

  3. 人生観

    熱狂するとは

    週末に、箕輪さんの著作「死ぬこと以外かすり傷」を読みました。…

  4. 人生観

    小さな成功体験を重ねて、自信をつける

     おはようございます。本日は、成功体験と自信について、少しお話したい…

  5. 人生観

    専門性を身につけ、社会に影響力を与えられる人になる

     新年明けましておめでとうございます。1月5日からベトナムに移住する…

  6. 自己啓発

    【書評】5年後、メディアは稼げるのか(前編)

    NEWSPICKSという経済メディア、および東洋経済オンライン元編集…

海外で使える英語を学びたい人へ

カテゴリー

特集記事

Twitter

Amazon.com

  1. ベトナムライフ

    ベトナムでおすすめのお金の両替所
  2. 人生観

    日本人に生まれ、生きることがだけがゴールなら、僕たちはもう何もやらなくていい
  3. 人生観

    自己肯定感を持つためには
  4. ベトナムライフ

    継続することの難しさ
  5. ベトナムライフ

    バイクでなんでも運べると思うな
PAGE TOP